
大学生で中小企業を取得するメリットはある?経験者が答えます!
取得するメリットはある?
結論から申し上げると、
メリットあります!
これは実際に私の経験、人事の両目線から言えることです。
私は大学生時代に中小企業診断士の一次試験に合格(二次試験に落ちました)しただけですが
就職活動中はかなりの武器になり、日東駒専からですが大手企業の内定10社以上もらいました。
また、人事部で採用している時にも「中小企業診断士」を持っている人がいたら

【学生目線】中小企業診断士は就活でどう武器になる?

日東駒専卒である私は、就職活動で他の学生と差別化したいという思いと元から銀行やコンサルティング業界に興味があり
中小企業診断士にチャレンジすることを決意しました。
当時、日東駒専であることをコンプレックスに感じていた私は専門学校に通い必死に中小企業診断士の勉強をしました。
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私はこのチャレンジを就職活動でアピールしました。(他になかっただけですが)
当時は銀行業界やコンサルティング業界以外も受けていたため
- あまり学生受けている人が少ない中小企業診断士に果敢にチャレンジできるチャレンジ精神
- 一次試験合格ではあるものの粘り強く挑み成果を出せる
以上の2点を自分の強みとして就職活動しました。正直感触もよく差別化できたと思っています。
【人事目線】中小企業診断士はどのように評価される?
「中小企業診断士」は難関資格のうちの一つで20代での取得の割合はかなり少ない資格です。
中小企業診断士協会のアンケート(2016年)によると年齢比は以下の通りです。
回答数 | 構成比(%) | |
---|---|---|
![]() |
||
20歳代 | 11 | 0.6 |
30歳代 | 195 | 9.8 |
40歳代 | 457 | 22.9 |
50歳代 | 580 | 29.1 |
60歳代 | 509 | 25.6 |
70歳代以上 | 236 | 11.8 |
無回答 | 4 | 0.2 |
![]() |
||
合計 | 1,992 | 100.0 |
【J-SMECA】中小企業診断士協会のアンケート(2016年)より
そもそも大学生のうちから中小企業診断士に目を付けるあたり、センスが良いというか着眼点が良いですね。(私はたまたまですが)
もし正式に中小企業診断士に受かっている方がいたら

中小企業診断士とは
中小企業診断士は、中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う専門家です。法律上の国家資格として、「中小企業支援法」第11条に基づき、経済産業大臣が登録します。
中小企業診断士制度は、中小企業者が適切な経営の診断及び経営に関する助言を受けるに当たり、経営の診断及び経営に関する助言を行う者の選定を容易にするため、経済産業大臣が一定のレベル以上の能力を持った者を登録するための制度です。【J-SMECA】ホームページより
仕事内容
中小企業診断士には大きく分けると「企業内診断士」と「独立の中小企業診断士」に分けられます。
企業内診断士
文字通り企業に属しながら中小企業診断士を持っている方を指します。通常会社の財務面や経営方針は大きくなればなるほどコンサルティング会社(中小企業診断士等)に委託することが多いですが、企業内に診断士がいれば経理面など自分の会社の方向性をい任されます。
独立の中小企業診断士
国、都道府県、都道府県等中小企業・ベンチャー支援センター、独立行政法人中小企業基盤整備機構、商工会、商工会議所、中小企業団体中央会などの中小企業支援機関の実施する事業に経営支援の専門家として登録され、支援企業へ経営課題解決のため派遣され経営相談を受けます。独立の診断士にはもっと様々な働き方もあります。自由ですから。
試験内容
中小企業診断士になるまでには、マーク式の一次試験・論述の二次試験・面接の三次試験を突破しなくてはいけません。
一次試験
近年の合格率は23%程度と言われています。
科目は全部で7科目あります。
- 経済学・経済政策
- 財務・会計
- 企業経営理論
- 運営管理
- 経営法務
- 経営情報システム
- 中小企業経営・中小企業政策
二次試験
近年の合格率は18%ほどと言われています。
論述式になるので一次試験よりも専門的かつ確実な知識が必要です。
具体的には中小企業の診断および助言に関する実務の事例が問題に出ます。
三次試験
三次試験は面接ですが、合格率は90%以上と言われています。
二次試験さえ受かってしまえば三次はほぼスルーという噂も・・・
在学中に中小企業診断士を取得する方法
中小企業診断士の資格を経験した身から言うと
独学は難しいと思います。